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「バスマットに体重計が内蔵されている」
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これを知ったとき、真っ先に思ったのは「体重を測りたい」ではなく「体重計というタスクを、生活から消せるのか」でした。
追加したタスクは、だいたい失敗する
何かを新しく始めるとき、失敗しやすいのは「単純に作業を増やす」パターンだと思っています。体重計を買って、脱衣所に置いて、朝起きたら乗る。決めた瞬間はできる気がします。買った直後は意識も向いているし、モチベーションも高いので、しばらくは続きます。
問題はそのあとです。私はだいたい飽きます。
飽きても大丈夫な形にしたい、というより、飽きる前に生活の中に入り込んでしまえば、飽きるも何もなくなるはずだ、というのが今のところの結論です。バスマットは、風呂上がりに必ず足を乗せる場所です。「測る」という工程を、すでにある動作の上に重ねられるなら、それはもうタスクではありません。
そもそも、体重を測ることにどれだけ意味があるのか
ここで一度、立ち止まって考えます。測ること自体に、どれくらいの価値があるのか。
私個人としては、数字が要る派です。「ちょっと食べすぎたかな」「最近ちょっと体型が気になるな」という感覚は、たしかにあります。ただ、それは雰囲気であり体感であり、感情です。感情は感想であって、客観的な情報としては扱えません。「それってあなたの感想ですよね」と言われたら、それまでです。
ダイエットをしたいわけではありません。減らす・維持するの話の手前で、自分の体に意識を向けておきたい。その入口として、数字がひとつあるだけで違う気がしています。
動線は良さそうだが、測ったあとが気になる
使うまでの動線には、特に不安がありません。乗るだけなので、失敗しようがない設計です。
気になるのはそのあとです。出力された数字を、どう扱うか。ここは実際に調べてみました。
専用アプリの名前は「ウェリー」。調べてみると、これがそもそも「パーソナルヘルスケアAI」を名乗るアプリでした。つまり、数字だけを黙って積み上げておく、という使い方は最初から想定されていないようです。使うなら、AIに読ませる前提で使うことになります。Apple のヘルスケアアプリとの連携は確認できました。体重・BMI・歩数・心拍数を双方向で同期できるので、他のデータと突き合わせて見ることはできそうです。一方で、数字だけを生のまま取り出す(CSVで書き出す、といった)手段は、少なくとも調べた範囲では見つかりませんでした。
「あえて誰にも解釈させない」という選択肢は、思っていたより現実的ではなさそうです。測るところまでは、たぶん問題ありません。測ったあとをAIに委ねるところまで含めて受け入れるかどうか。そこは、もう少し悩もうと思います。


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